オートロックで後付け設置可能!スマートフォンで解錠できるエントランスキー「kit HOME ENTRANCE」とは?
ロボットホーム(Robot Home)社が2019年4月8日に出したプレスリリースで、この「kit HOME ENTRANCE」を導入した最新のIoTアパートをモデルルームとしてオープン、という内容が公開されました。
※前回の記事※
今回の記事では、新しく導入されたオートロックシステム「kit HOME ENTRANCE」について、掘り下げて詳しく紹介しようと思います。
kit HOME ENTRANCEの主な特徴
集合玄関へ 安心のIoTを
をコンセプトに、マンションやアパートなどの集合住宅向けに、後からでも設置できる集合玄関用インターフォン(集合玄関機)です。オートロックシステムが備わっていて、外出先からでもスマートフォンのアプリで応答・解錠が可能な”スマートインターフォン”が主な特徴です。
スマートフォンで応答~解錠までの流れ
①訪問者が来る
訪問者がエントランスに訪れ、インターフォンを鳴らすとスマートフォンのアプリに通知が来ます。
②アプリで応答
アプリの応答ボタンを押し、カメラの画像を確認しながら音声通話ができます。
③エントランス解錠
応答が完了したら、エントランス解錠ボタンを押すことで解錠します。解錠したドアはオートックで自動施錠されます。
再配達問題の解消にも
外出先から応答・解錠が可能ということは、近年問題としてクローズアップされている宅配業者の「再配達」問題の解消に一役買うことにもつながり、宅配業者の負担軽減と荷物を受け取る人の利便性向上に貢献しています。
宅配業者が訪問してきたら、通話で「玄関ドアを開けるので中に荷物を置いて行ってください」と言うことで荷物を受け取れ、再配達がなくなって宅配業者さんの負担が軽減されるというわけです。
他にも、訪問者の履歴・動画を記録できるので、通話に出れなくても留守中にどんな人が訪れたのかを把握でき、空き巣被害の予防に役立つと考えられます。
どんな住宅に住む人に利用されるか
まずは全てのマンションは基本対象、アパートもエントランスがある所は大丈夫、戸建てに住む人も設置問題なさそうだと思います。
エントランスがない住宅や古い団地に住む人だと、設置は難しそうですね。
あと、スマートフォンで応答・解錠する仕組みが取り入れられているので(※Apartment kit付属のセントラルコントローラーでも応答・解錠は可能)、スマートフォンを持ってない人、例えば高齢者だとそもそも利用が難しいというデメリットがあるかと思いました。
戸建てに住む人は自分で設置の判断ができるけど、マンションなど集合住宅に住む人は大家(もしくは所有会社)の判断になりそうなので、今後そういう人達に営業かけていくのかなと思いました。
公式サイト: kit HOME ENTRANCE
集合住宅へ安⼼のIoT:「kit HOME ENTRANCE」 | 株式会社ロボットホーム
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